アメリカの会社へ就職する際の履歴書の書き方
アメリカの履歴書 resume(レジュメ)は、日本と違って生年月日などを記入する必要はありません。
年齢による差別をしないようにする為です。
また、決められた履歴書用の用紙があるわけではなく、ワードなどのプログラムを使って作成します。
履歴書は面接に漕ぎ着ける為に自分を売り込む重要な書類です。適当に書くのではなく、時間をかけて推敲してください。
また、かならず何人かの第三者(勿論就職経験のある)に見せて意見を貰いましょう。自分で作成するのが不安な場合は、
履歴書を専門に作っている人(企業)に依頼する事も出来ます。
履歴書を記入する際の注意点
- 誤字脱字を絶対にしない。(スペルミス、グラマーの間違い)
- 希望する就職先に特化した履歴書を作成する。(多数の会社に申し込む時は、個別に特化する必要性が出てきます。)
- カバーレター(cover letter)を作成する。(申し込む会社に対して個別に作成する必要が出てきます。)
- (当たり前ですが)柄物や派手な色付きなどの紙は避ける。
- なるべく一枚以内に納める。(無駄な情報の羅列はしない)
- 読みにくいフォントや、適切でないフォントは避けましょう。よく使われるのは、Times New Roman, Courier New, Arial, Century Old Style(固い職業向け)Tahomaなどです。
履歴書の基本的スタイル
形式はその人に合った書き方など、変わってくる事があります。これはあくまでも基本的な履歴書のスタイルです。- Contact Information 連絡先の情報
- 名前
- 住所
- 電話番号/携帯番号
- e-mailアドレス
- Objective
- 自分のキャリアのゴールや自分の興味のある(応募する)ポジションについての意気込みなど、完結に短く書き出す。
- Summary of Qualifications
- 2〜3行にまとめた、自分がその募集しているポジションに向いているかを書き出します。
- 自分の長所や、経験、スキルなども交え、ポジティブに自分を売り込みましょう。
- Professional Experience
- 職歴(その分野に関わる職歴)を年代順に書きます。会社名、自分のポジション、働いた期間とともに、自分の仕事内容や功績、もし賞を受賞していたらその旨も書きます。
- Education
- 最終学歴、その職業に関わる学歴(専門学校など)
- Skills
- PCなどの使えるソフト、その職業に関わって来る免状(ライセンス)など
- Language
- 自分の喋れる言語とその度合い。日本語が喋れることもちゃんとアピールしましょう。
カバーレターについて
自分の応募しているポジションについて、自分の経験やスキルがどれだけ適しているか、2〜3パラグラフに完結にまとめて書き出します。 カバーレターは自分を相手に印象づける上でとても重要です。何十人と応募してくる中で、まず最初に目を通されるのがカバーレターです。
複数の会社に応募する時は、その会社と募集しているポジションにカスタマイズされたカバーレターが必要になってきます。 カバーレターが必要でない会社もあり時々あります。
カバーレター参考サイト: Cover Letter Tips - Cover Letter Writing Tips(About.com)