アメリカでのアパート探しは、簡単なようで意外に条件に合った物件を探すのが大変です。
住んでみたら居心地が悪かったり、
隣人がやたらうるさかったり、不便だったり、転職して職場から遠くなったり、
私も何度も引っ越しを繰り返して来ています。
何か壊れた時や、水漏れしたり、修理やメンテナンスが必要な時にすぐに動いてくれる管理人さんがアパート内に住んでいれば良いですが、 管理会社が怠惰だったりするとかなり大変です。怠惰な管理会社にあたると、水漏れでぐちゃぐちゃになった絨毯のまま週末を過ごす羽目になったりする事もあります。
まずは、アパートの種類から借りるまでの流れをまとめてみました。
2baの場合は、バスルーム2つ、1 1/2baの場合はバスルーム1つに、トイレだけのレストルームもつく。
アパートメントコンプレックスにはamenitiesがついてるものもあって、ジムやプールなど、住人が使える施設がついている。(もちろん、 家賃は標準よりちょっと高めの設定。)
Deposit(前金)は、その部屋の家賃1ヶ月分〜2ヶ月分が相場で、それ以上は法律違反に当たる事があります。 各州によって法律が違うので、自分の州の法律をチェックしてみて下さい。 留学生が、カモにされているのを気づかず、数ヶ月分払い込んで、退去する際返してもらえなかったケースなどがあります。 デポジットは、アパートを引き払う際に借り手が原因で受けたダメージ分の修理費、カーペットクリーニング代、壁のペンキ塗り代(これはアパートによって違うので、 何がデポジットから差し引かれる対象か契約書を確認しましょう。) などをさっ引いたものが21日以内に返金されます。
さて、このダメージですが、natural wear and tare(アパートの老朽化などから、自然に生じたダメージ)は デポジットから引いてはいけない(借り手の責任ではない)事になっています。ここら辺でもめたりしますので、もともと壊れそうな所、老朽化している所などが無いか、 入居の際によく確認してデジカメで撮影しておきましょう。
もし、デポジットの返金でもめた場合(意外によくあります。)は、自分の住んでいる町に賃貸に関するフリーの法律相談所がある場合もあります。私も利用した事が ありましたが、ここの専門家の電話一本でデポジットが返ってくる事もあります。相談所が無い場合、自分で手紙や電話でそのアパートの管理者と やり取りをする事になるのですが、相手が返金を拒んだ場合、最悪スモールクレームコートに行く事になります。その際、写真などの証拠が あると有利です。
借り手が留学生の場合、アメリカに戻ってこない事を見込んでそのままデポジットを踏み倒そうとする悪質なケースもあるそうです。 日本の住所に送ってもらうより、信頼のおける友達などの住所にデポジットを送ってもらった方が無難です。
Housingright.org借り手の基本的な権利 などを扱っているサイトです。
Tweet |
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクして下さい。相互リンクご希望の方はリンク集ページで受けさせ頂いております。記事や画像の無断転載は禁じております。使用する際には、当サイトを参照先としてリンクするかご一報ください。
海外生活を始める方へ。
政府機関、公的機関、その他のリンクをまとめました。