アメリカ生活コラム アメリカのバレンタインデー

花束

アメリカと日本のバレンタインデーの違いは???

アメリカと日本のバレンタインデーの違いは、一般的に男性が女性に贈り物をしたり、何かをする日となっている事です。チョコレート業界が頑張ってバレンタインデーの風習を定着させたからでしょうか、 日本だと女の子からチョコを渡すのが普通だったので、アメリカに来て初めはかなり驚いたのを覚えています。


そして日本の様にバレンタイン=チョコレートとは決まっていません。よくあるギフトは、
  • 花束 (赤い薔薇が多いです)
  • ジュエリー
  • スイーツ(チョコ、ファッジ、キャンディーなど)
  • ぬいぐるみ(若い女の子に)
  • ロマンチック・ディナー(レストラン、もしくは手料理で)
などです。バレンタイン前後は路上や、ショッピングセンターに花売りステーションが出来たり、花束を抱えた花売り娘(もしくはおばちゃん)がうろうろしながら「彼女に買ってあげなさいよ」という目線で、 男性に近寄ってきます。

私が学生の頃住んでいた寮は幾つもの棟があり、割と大きな集落の様になっていたのですが、同じ棟の子達は殆ど皆仲良く楽しく過していました。 バレンタインデーのある日、同じ棟に住んでるアダム君がなんだかそわそわ、うろうろ別の棟でしているので、「何やってるの?」と話しかけたら、 嬉しそうな顔して「ガールフレンドにディナーを作ってるんだ。」との事。

どうやら彼女をロマンチック・ディナーで喜ばそうと一生懸命料理をしていたようです。 私たちの棟にはキッチンはついてないので、別棟のキッチンエリアでいそいそとお料理している彼はなんだか可愛らしかったのが印象に残っています。

ギフトでただ「物」を渡されるより、自分でロマンチック・ディナーを作って彼女を喜ばせるなんて、「ちょっと小粋だな、学生のくせにやるじゃん。」と、 今になると思えます。ただ、料理が下手だったり、物欲が強い彼女の場合にはあまり喜ばれないかも知れませんが、私だったらかなりしびれてしまうでしょうね。
残念ながら未だに手作りロマンチック・ディナーなんて送られた事はありませんが。
バレンタインに使える愛のメッセージの例文はこちら



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