オバマ大統領再選しましたね。
今日は選挙の日だったので、アメリカ市民は仕事の合間に選挙に行ってたのですが、
やっぱりバラク・オバマ氏が再選されました。それにしてもオバマ氏はスピーチが上手ですね。
アメリカ人に人種を越えて希望を持たせる、初の黒人大統領だった彼の存在自体が夢と希望の象徴であるかのように見えてしまいます。
今回の選挙では、白人に次いで2番目に多い人種ヒスパニック系アメリカ人(ラテン系アメリカ人)の71%がオバマ氏に投票したそうです。
ヒスパニック系の存在感はかなりのものですね。
新生児の出生率も去年から白人新生児よりもマイノリティの総体の方が上回ってしまったそうで、
ニュースなどでもちょっと今回の選挙に危機感を持っている保守的なコメンテーターなどが登場していました。
どっちにせよ、白人がマジョリティとしての立場をどんどん喪失して行く未来の流れは変えられないのかもしれません。
さて、今回の選挙でも医療マリファナやら同性婚などの熱いプロポジションが色々な州であったのですが、 個人的にはカリフォルニアで行われたProposition 37 Mandatory Labeling of Genetically Engineered Food Initiative (プロポジション37 遺伝子組み換え食品のラベル表記)が個人的に一番気になっていました。 残念ながら通りませんでしたね。これが通ればカリフォルニアが遺伝子組み換え食品のラベル表記をする初の州になっていたのですが、 選挙前に猛烈なアンチキャンペーンが行われており、「これはダメかも」とは思っていたのですが。。。
カリフォルニアは農業州でもあるので、これが表記されると自分達の生産している物が買ってもらえなくなってしまうという恐れが強かったんでしょうか。
「(たかがラベル表記に)莫大なお金がかかるから、一般市民にその莫大なしわ寄せが来る!」というアンチCMを観て、NOに投票してしまった人が多かったんでしょうかね。
残念です。
アメリカでは既に『オーガニック』と表記されている食品以外は、遺伝子組み換え食品が使われていると思った方がいいんじゃないかくらいに、
普通のメジャーなブランドの食品にも浸透しています。
まあ、気になるならオーガニック食品を買え!という事なんでしょうかね。。。
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